※定員に達しましたので、受付を終了いたします。
『ヤギと少年、洞窟の中へ』と『旅のネコと神社のクスノキ』の刊行を記念して、
池澤夏樹さんと池澤春菜さんにお話をしていただきます。
決して平和とは言えない世の中に私たちは生きています。
戦争と平和を伝える２冊の絵本についての大切なお話、ぜひお聞きください。

■『ヤギと少年、洞窟の中へ』　池澤夏樹・黒田征太郎（スイッチ・パブリッシング）
池澤夏樹と黒田征太郎という日本を代表する２人の作家による戦争と平和を伝える新たな絵本が誕生。沖縄のガマ（洞窟）をテーマに暗い洞窟の中で命を落とした人々の悲しみを、一人の少年の視線を通して伝えます。さらに巻末では、後に「ひめゆり学徒隊」と呼ばれる、看護要員として沖縄陸軍病院に動員され、沖縄戦で亡くなった師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒たちの名前を紙碑として刻みます。（スイッチ・パブリッシングHPより）

■『旅のネコと神社のクスノキ』池澤夏樹・黒田征太郎（スイッチ・パブリッシング）
主人公は一匹のネコと一本のクスノキ、舞台は広島陸軍被服支廠（ひふくししょう）というレンガの建物。太平洋戦争での広島市への原子爆弾投下の際、爆心地から2670メートルの距離にありながら、倒壊を奇跡的にまぬがれ、今も現存している。被爆後、この建物は臨時の救護所として活用され、多くの人を救い、被爆した多くの命を見送った。池澤夏樹と黒田征太郎という、日本を代表する2人の作家が、絵本を通して、広島市に残る被爆建物、旧広島陸軍被服支廠をテーマに戦争と平和を伝えます。（スイッチ・パブリッシングHPより）   

期日　　２０２３年１１月２４日（金）
時間　　開場１３：３０　開演　１４：００
料金　　２０００円（ドリンク代は含みませんので、オーダーの場合、別料金となります）
定員　　３０名　要予約　
　　　　※電話、メールにてご予約ください。　
　　　　　TEL　096-355-1276　メール　info@zakkacafe-orange.com

■池澤夏樹（いけざわ・なつき）　
詩人、小説家、翻訳家。著作に『また会う日まで』『みっちんの声』他多数。
翻訳に『ポータブル・フォークナー』など。

■池澤春菜（いけざわ・はるな）
声優、SF評論家。著作に『ぜんぶ本の話』『乙女の読書道』他多数。
翻訳に『火守』など